②「観自在菩薩」~「行深般若波羅蜜多時」・解釈
こんばんわ。バリピルです。
前回、般若心経題目の解析で
「生きてる間に、彼岸へ渡るスゲー方法を授かったYO!」
「つか向こう岸に渡る取り扱い説明書・できちゃった。」
という「題名」が解かりました。
(独断と偏見)
(●´∀`●) いよいよ今回は本文を、
よみがなで区切りながら、
順番に解析していこうとおもいます。
よし!←なんで気合いいれた?
「観自在菩薩」
かんじざいぼさつ
本文はここから
はじまります。
(かんじざいぼさつ)
とは観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)、
つまり観音さまのことをいいます。
(´・ω・`)モキュ?…ん?観音さまって…
聞いた事はあるけど…
そもそもどんな人?
信用できるの?←そんな事言うな!
多分私を含め、
おそらく皆さんが思い浮かべる
「観音さま」のイメージは…
※何故か頭が変形アフロ
※姿勢が常に座禅じゃね?
※パワーストーンめちゃ持ってそう。
※体、超固そう。あ、それ奈良の大仏か。
・と、人それぞれのイメージを、
お持ちだと思いますが、
( ´∀` )それで良いのです。
※そもそも観音さまは、
時として私たちを救うために、
此岸(しがん)=現世に来る時、三十三の姿に化身して現れるといいます。 三十三。 この数字は知ってるよ、という人も多いと思いますが、ここでいう三十三は、数字の33ではなく、「無数」「多数」という意味であり、あらゆる姿といわれます。
※例として挙げると、
皆さんお馴染みや初耳の、
・千手観音・聖観音・
如意輪観音・十一面観音・
などなど、たくさんの姿の観音さまがいらっしゃるはずです。
また、昔の人などは、自分が苦しい時に救ってくれた人に対して、
「神様・仏様・観音様…」
と感謝されますよね。また、誰もが人生を生きていくには、苦しいコトばかり。中には見ず知らずの人に救われたという人もいらっしゃるでしょう。確かにその時その人は、
観音さまの、
化身なのかもしれません。
また見ず知らずではなくとも、あなたの身近な人であなたを救ってくれた知人・友人・恋人・姉妹・兄弟・親戚・親子・も、観音さまが一時的にその人に宿り、あなたを助けてくれたかもしれませんね。
もしかしたら、あなたも気が付かないうちに、あなたに観音さまが宿り、誰かを救ってあげた事があるかも?
※親近感のある例として……
あなた
「あの時助けてくれて今でも感謝してるよ。」
相手
「え?俺(私)そんな事した?忘れちゃったよ」
という、よくあるやり取りでも観音さまの仕業かもしれませんね。そう考えると、「忘れた?またまたカッコつけちゃって~。」という疑いよりも、素直に感謝できる自分になれそうですね。
何事も☆(人゚∀゚*)☆感謝です!
「観自在菩薩」の字に
「自在」が入ってるのは、
自由「自在」姿を変え、
自由「自在」に現れて、
くださるからなのでしょうね。
(●´∀`●)
そこで本文に戻りたいとおもいます。
「観自在菩薩」=「観音さまが、」←が?
という解釈になりますが、
「が」は次に続く、
「行深般若波羅蜜多時」
ぎょうしんはんにゃはらみったじ
が、関係していまス。
「行」は修行のことであり、
「深」とあるので、深い修行だと思われます。
修行するのは次に続く「般若波羅蜜多」で、
前回書いたように
「彼岸へ渡るための知恵」となります。
「時」が付け足されてるので、
「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時」
とは、
「観音さまが、彼岸に渡るための
深い知恵の修行をしていた時、」
と解釈してよいですね。←急に早くね?
(●´∀`●) となると!修行した結果が次につながるのか?成功したのか?いや、めんどくせーから辞めたのか?まさかの失敗説?
次回は「照見五蘊皆空」~をやんわりマイペースで進めて行きたいと思います。ありがとうございました。
長文乙です。