バリピル宇宙はじめました。

宇宙空間での生き方を綴ります。嘘です。

⑧「苦」・「愛別離苦」

(∩´∀`)こんばんわバリピルです。

無い無いづくしはまだまだ続きますが、

連続で「無」はちょっと…ねぇ?

 

┬|ョ´ェ`)なので今回は・超脱線して、

「苦」についてふれてみたいと思います。

私の過去の人生の寄り道もふまえて。

 

①で私が解析した時点での、

 「般若心経」は、

「苦」を抜かしています。

「苦」と向き合えなくて…さーせん。

では「苦」をいれると?こうなります。

苦しみに満ちた此岸(この世)から悩みも苦しみもない彼岸(あの世)へと生きているうちに渡るための智恵のお経。になります。

 

(´・ω・`)モキュ? では、この世の「苦しみ」

とは一体どんなものなのでしょうか。


釈迦っち世代はこの苦しみを「四苦八苦」

といっています。 

|ョ゚д゚`)。oO(世代?何言ってんだコイツ)

「四苦八苦」←あ!俺聞いたことあるよコレ!

( `д´⊂ミ))Д´)パーン! まだ早い!

※まず四苦とは「生老病死」

(しょうろうびょうし)です。

これは読んで字の如く、(1生きる苦しみ、(2老いる苦しみ、(3病気になる苦しみ・そして(4死んでゆく苦しみ)です。

八苦は前者に加えて、

愛別離苦」(あいべつりく)

「怨憎会苦」(おんぞうえく)

「求不得苦」(ぐふとつく)

五蘊盛苦」(ごうんじょうく)

の4つの苦しみが加わるのです。

これらも文字通りの意味で、愛する人との別れの苦しみ、怨んでいる人、憎んでいる人と会わなくちゃいけない苦しみ、求めるものが得られない苦しみ、体や心の欲望が盛んな苦しみ(←絶倫の苦?コレだけは理解できぬ!)

となります。

そしてこの後者4つの中で最も苦しいとされているのが「愛別離苦」でしょう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここから私事の話になります。

…もう13年以上前ですが、私は、

「THE BRON CAPSURE MARKETS」

 ザ・ブロン   カプセル  マーケッツ

という「ブロン錠」愛好家、依存者が気軽に集まり、時には私が相談の窓口になるHPを設立しました。

f:id:uchu5213:20170917190451j:plain

※HP設立時の私・28歳

カーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペッ老けてる!

 

「ブロン錠」については、実兄のドレイクが詳しく記事に載せてくれているのでここでは割愛しますが、当時日本全国たくさんのブロン愛好者がHPに遊びに来てくれていました。

 

反面、HPにはブロン依存者の方の相談も相次いでました。私は18歳からブロンを始めたブロン歴10年選手だった(13年前当時)事もあり、よく相談にのっていました。

 

その中で1人、強烈なブロン依存者の女性がいました。彼女は覚○剤からブロンに以降したヘビーユーザーで、私も気持ちがすごく解かるので相談頻度は高まり、いつしかHP・互いのアドレスで幾度と連絡を取り合うようになりました。

 

彼女にはキチンと彼氏がいて、

その彼氏もブロン依存者でした。

 

彼女のブロン愛の相談に私はブロン愛で答えていました。それがブロン愛から愛情に変わるのに時間はかかりませんでした。彼女には自殺願望があり、彼氏はブロンに溺れ、知らんぷりなのでいつも私がメールで彼女を止めていました。

 

その時期の私から見たはネット世界は、「空」という位置付けでした。でも、「空」=「色」とまでは至らず、空と色は対照的で反発し合うものだと勘違いしていました。

 

 

まもなく彼氏からメールが届き、

その彼女はとうとう

自ら命を絶ってしまいました。

 


ネット世界は「空」と思っていた私ではありますが、そこで行き交っていた思いや言葉はやはり「色」なのだということを、痛いほど感じました。

 

私は彼女がHPに書き込んだ最後の言葉を読んだあの日からこの「愛別離苦」という言葉が心にずっしり残っているのです。


私には苦しんでいたであろう彼女の心を感じることができてもその姿を見ることはできません。(当時のネットなので)声を聞くことも、声をかけることもできません。


「空」である彼女に「空」である私が触れることができたのはやはりネットという媒介(色)を通してのみなのです。

だから今、私にできるのは「愛別離苦」の「苦」の深さを知り、学びほぐして、受けとめ、どうしたら受け入れられるかを考えることぐらいだけなのかもしれません。