⑬「即説呪曰 」~「般若心経」解析
( ✪ ω ✪ )こんばんわ。
バリピルです。
前回で散々煽った「呪」
説いて曰く・・・いよいよ「般若心経」最後にして最強のマントラ(呪文)の登場です。とても有名なので聞いたことがある方、きっとたくさんいらっしゃると思います。
さっそく本文の続きと、
意味を!
紐解きたいと思います。
レッツラゴー。
─=≡Σ((( っ゚∀゚)っ
っつって。
12即説呪曰 ソクセツシュワ
…すなわち次のような呪である。
13掲諦掲諦 ギャーテーギャーテー
ぎゃーてーぎゃーてー
14波羅掲諦 ハラギャーテー
はらぎゃーてー
15波羅僧掲諦 ハラソーギャーテー
はらそーぎゃーてー
16菩提薩婆訶 ボジソワカー
ぼじそわかー
17般若心経 ハンニャシンギョウ
はんにゃしんぎょう
( ☻ ω ☻ )さぁ!
これから般若心経の
『呪』を説きます。
それは・・・?!
「13~16をそのまま唱える」だけなのです。
ぎゃーてーぎゃーてー
はらぎゃーてー
はらそーぎゃーてー
ぼじそわかー
ლ(´∀`ლ)これで良いのです。
ლ(´∀`ლ) ・・・
ლ(゚д゚ლ)これでいいの?
良いのです。前回触れましたように、この部分は「呪」です。般若心経の中でも最も大切なマントラ(真言)であり、訳すとその験力を失ってしまうとされているのです。ですから私はあえて訳さずにおくことにしました。
勿論、違う解釈も沢山あります。一応上記以外の解釈も紹介しますが、私は上記の解釈が正しいと思っています。私は日本人なので。それではその他の解釈です。↓
※まずは1つ目。
パーラガテー
パーラサンガテー
ボーディ スヴァーハー
となります。先程も触れましたが、私は日本人なのでこの解釈は、本格的にサンスクリット語が身体に浸透している方向きです。中には、唱えた時にこちらのほうが「発音的」にしっくりする人もいるでしょう。そういう人はこちらの解釈をチョイスしてみてください。
※次に2つ目です。
ネットで一番流行ってる
「現代語解釈」です。
ググッたら真っ先に出るので皆さんご存知だと思います。それがこちら。
「唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。」「悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。」
どうでしょう?ここが私でいう13~16です。おそらく「現代語解釈」で感動された皆さんは、↑この部分では無く、
「心配すんな。大丈夫だ。」
↑この部分だと思います。
納得された方はすいません。
私はこの解釈ではイマイチ納得ができませんでした。
以上、その他の例を挙げました。他にも沢山例がありますが、解釈を受け入れる人は人それぞれですよね。
( ☻ ω ☻ )そして私の「般若心経本文」解釈も17で終わりです。17はその名のとおり訳すと「智恵の完成についてのお経」となります。
理屈ではなく、心も体も「空」にして、ぎゃーてーぎゃーてー・・・と唱えることができるようになった時、少しは「何か」をつかむことができるのでしょうか。。。
何故私が般若心経を解析し始めたのかは次回書こうと思います。とにもかくにも、「般若心経全文」解釈はこれにて最終回です。ここまでのお付き合い、ありがとうございました。